「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返って行きます。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので、「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

トーナメント戦での力石との対戦を一週間後に控えたジョーが、ひとりで練習しているところへ力石が現れ、一週間後の試合は出来なくなったので今すぐに試合をしようと言い出します。

果し合いのために練習用リングを修繕しながらジョーは、レフェリーはどうするんだだのゴングは鳴らさないのかだのと訊ね、力石は互いの力量差を理由にそんなものは不要だと答えるのですが…このふたりが、こんなに長く話したのってこれが最初で最後?

打ち合い始めると、どうしたわけかジョーのパンチがずいぶん効いています。
実はこの時ジョーは、グローブの中で石を握っていたのでした。

すぐに教官や収容生たちが集まってきて、葉子が、あと3日で退院できるのにこんな小さな勝負にこだわるのはやめろと力石を止めます。

小さな勝負…

ジョーと力石の因縁が、後に葉子の人生までも変えてしまうとは、この時にはまだ誰も知りません。

該当箇所


コミック:4巻 P.206~228
アニメ:第21話「栄光ある小さな勝負」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

アニメでは収容生が乱闘を起こす

原作では、ふたりが試合を始めていると聞いて収容生は野次馬に来ますが、アニメでは、全収容生でこの非公式試合の実現を後押しします。

やったことは、少年院あげての八百長大乱闘でした。

乱闘で教官を釘付けにして、ふたりには存分に試合をさせようという作戦。

ここの少年院って、なんか楽しそう…

力石vs矢吹非公式戦の行われる日が違う

アニメでの非公式戦は、ジョーと青山の試合の翌日です。

段平は、ジョーの指導のために少年院を訪れていて、葉子と白木幹之介は、力石退院の話をするためにやって来ます。

ふたりのヘリコプターを見て段平が挨拶に行った隙に力石がジョーのところへ来て、試合しよう…となります。

原作ではこの果し合いは、青山戦の後なのです。

段平や葉子、幹之介が少年院にいたのは、トーナメントの日だったから。

青山戦ではジョーもかなりのダメージを受けていて、同じ日に力石ともう一度試合をするというのでは、さすがに不利に過ぎるんじゃ…グローブに石を忍ばせていいかどうかは疑問ですが。

よく見ると、ジョーvs.青山戦の後、白木幹之介氏が本当にレフェリーやってたんですね。

あしたのジョー少年院でレフェリーをやる白木幹之介4巻P217

KCコミックあしたのジョー(4)P217 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

幹之介翁は、あしたのジョーのオアシス的存在でした。

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