【あしたのジョー全出来事63】ジョーに憧れる印刷工石倉、丹下ジムに入門志願
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
今回は、丹下ジムに入門希望者がやってくる、アニメオリジナルのエピソードです。
エピソード
アニメだけにある話です。
ジョーに憧れてボクサーになりたいと考えた青年・石倉修が、丹下ジムを訪ねてきます。
練習生を採るつもりのない段平は、石倉に諦めさせるために「入門料として10万円が必要だ」と嘘をつきます。
- 10万を用意できなければ、もう来ない。
- 10万を簡単に出せるような裕福な者にはハングリー精神が足らず、ボクサーになれるはずがない。
という理屈なので、翌日10万を持参した石倉は入門を許されないのですが、石倉をおいしい金づると思ったジョーは、段平に内緒で個人指導を始めてしまいます。
ところが…
石倉が落としていった預金通帳から、彼が住み込みの印刷工で、持参した十万円は500円、1,000円とコツコツ貯めて来たものと分かります。
ジョーは、段平に連れられて石倉に詫びに行くのですが、事実を知った石倉が少しも怒らず、次の試合も応援に行くから必ずKOで勝って下さいと言うのを聞いて、リングへの情熱を新たにするのでした。
アニメオリジナルの話って…
「あしたのジョー」に出てくる物価についてここにまとめておきました。
該当箇所
コミック:該当エピソードなし
アニメ:第34話「ボクサー志願」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
アニメ第34話は、まるごと原作にはないエピソードです。
似たような話もありません。