「あしたのジョー」を漫画とアニメの違いから振り返って行きます。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので、「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

山谷に現れて以来ジョーは、子供たちと徒党を組んで悪さばかりしています。
もっともジョーは「まじめに商売やって金を稼いでる」と言い張っていますが…

やっていることは

  • 台のガラスをはずしたパチンコで大儲け(アニメではマグネットを使用)
  • パチンコの景品と思われる物品の叩き売り(キノコをサクラに起用)
  • 一方通行の出口にロープを張って通る車から通行料をせしめる
  • 布張りの金魚すくいで夜店の金魚をバケツ3杯ほどすくってしまう
  • さらにその金魚を夜店の隣で安売りする
  • ジョーが鉄棒で大車輪etcの技を披露して、集まってきた子供たちから見物料を徴収する

などなど。

後になって判明するものに

  • 当り屋

も。

ジョーは、なかなか商才に長けていて、叩き売りの腕前なんか結構なものです。

後に少年院を出てきた時ジョーは、「また例の叩き売りでもやるかな」と話しています。
確かにこれはこれで適職と言うか、板についてると言うか…
何度となく孤児院から脱走して、ひとりで生きてきたジョーです。
生きる手段は、盗むか脅すか騙し取るかしかなかっただろうと思っていましたが、物品販売とか、意外に真面目に仕事もしていたのかな?
賭博のイカサマで仕入れたブツを売るのを真面目な仕事と言っていいのか疑問ですが。

ジョーがこんなことをやっている間、段平は「今頃ジョーはひとりでトレーニングをしている」と信じて日雇い仕事に精を出しています。

段平は、立派なジムをを作るという目標のため、昼夜ダブルヘッダーで日雇いをやっているのです(涙)

一方的にドヤの子供たちを子分にすると宣言したジョー。
彼らは呆気にとられながら、すぐにジョーになつき、ジョー兄ぃと呼んでぴったりと寄り添うようになります。

強くクレバーで陽気で大胆。ジョーの周りには退屈などないのです。
子供たちが夢中になるのも無理ないでしょう。

出来ることなら飛んでいってジョーの子分になりたいよ。

ところでジョーは、稼いだお金を大切に貯めています。
ジョー脳内では、使い道が決まっているようで、コレは間もなく明らかになります。

貯金するジョー

該当箇所


コミック:第1巻P.95~110
アニメ1:第2話「四角いジャングルに生きろ」第3話「けものよ牙をむけ!」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

鬼姫会いじめ

鬼姫会をターゲットにした妨害工作兼金儲けをするのは、アニメの方だけです。

おにひめパチンコで得た景品を鬼姫スーパーの隣で安売りするといった具合です。

原作では、この頃ジョーを追うのはもっぱら警察であるのに対して、アニメでは、ジョーvs悪党鬼姫会という構図が全面に押し出され、ジョーがやや分かりやすいヒーローになっているようです。

ところで、ああいった業種の方がスーパーを経営するとかって、当時は普通だったのでしょうか?
それにしたって「鬼姫スーパー」って、あからさま過ぎるでしょうに。
買い物に行くほうも行くほうと言うか…

ジョーと段平の関係

原作では、この時もうジョーは段平にボクシングを習い始めています。

ジョーは、ボクシングに真剣に取り組む気はなく、やる気のあるフリをして段平から金を取っているだけなのですが、一応はコーチと選手という関係で、橋の下に経てたバラックに同居しています。

アニメだと、ジョーがボクシングを始めるのは、再度ジョーをボコるために大挙した鬼姫会をジョーが撃退した後なので、この時の段平は、まだコーチではなく、ジョーの身元引受人として勝手にジョーを心配しているという立場です。
ジョーがどこに寝ているのか不明。
後に警察から逃げて立て篭もる廃ビルにでも寝ているのでしょう、たぶん。

 

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