「あしたのジョー」を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返って行きます。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので、「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

さて、鬼姫会を蹴散らしたジョーでしたが、それで済むはずもなく、鬼姫は集団でジョーに復讐しに来ます




エピソード

サチおでん事件の夜、段平がジョーを「拳闘やらねぇか」としつこくかき口説いているところへ鬼姫会が大挙してジョーに返り討ちを仕掛けます。

段平は、逃げろと言いますが、ジョーに逃げる気はまったくなく、夜の公園で多勢に不勢のリターンマッチが始まります。

鬼姫会は十数人で来ているのですが、ジョーが強すぎて…

素手では無理と見た鬼姫会が、とうとう刃物を持ち出します。
それでもひるまないジョーでしたが、段平はたまらず、ジョーにパンチを見舞い、ダウンしたジョーに覆いかぶさって守ります。

ジョーがどう感じたのかは定かではありません。

ジョーのこれまでの人生で、命がけで自分を守ろうとしてくれる人と出会ったことがあったのかどうか…

段平の行為は、ジョーへの愛情というよりも、ボクシングをやらせたい一心でのことだったでしょうし、ジョーにもそれは分かっていたでしょう。
それでもこの時、ジョーの心が少しだけ動いたんじゃないかな?と思います。

該当箇所


コミック:1巻P.51~64
アニメ1:第1話「あれが野獣の眼だ!」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

「あしたのジョーだ」の有無

鬼姫十数人をジョーが圧倒、鬼姫の偉そうなおっさん(平田というらしい)が「うちの組に入れたい」と言いだすのは、どちらも同じですが、そこでの段平の返答が違います。

アニメでは「奴のあの眼は、ヤクザに成り下がるような腐った眼じゃねえ。あしたを見つめる野獣の眼だ」ですが、記念すべき第1話のタイトルにもなっているこの台詞は原作にはありません。
段平の言葉は「ジョーはわしの夢を託す宝だ。チンピラヤクザの仲間になどしてたまるかい」でした。

いずれにしても鬼姫おやじのハラワタが沸騰寸前だったであろうことに変わりはありませんけれども…

アニメの段平はこの後、ジョーに覆いかぶさりながら「おめぇはオレのあしただ。あしたのジョーだ」とも言っていて、物語のキーワードがこの場面に盛り込まれています。

ここまでが、アニメ第1話でした。

 

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