「あしたのジョー」をアニメの違いなど確認しながら振り返って行きます。

今回は、なんとしても力石を倒したいジョーが、ついにボクシングをやる気になり、段平に指導を要求する話です。




エピソード

ジョーは、力石の「お前のジャブだけはプロ並み。あとは子供だまし」という言葉を思い出しています。

ジャブは、段平から教わった唯一のボクシングテクニックでした。

と言うことは…

こうなるとジョーの行動は早いです。

早速段平に、通信教育「あしたのために」の続きを早く送れと書き送り、段平をうれし泣きさせたのでした。

この時のジョーの葉書も実に名文です。

ロクに学校に行っていない人が書いたとは思えないまとまりのよさ。語彙の豊富さ。

用件を過不足なく伝える技術。

それでいて気取りがなく、少し照れているジョーの心情も垣間見えて、まるでジョーがその場でしゃべっているような血の通った文面です。

段平はきっとこの手紙を一生とっておいたことでしょう。

該当箇所


コミック:2巻 P.141~157
アニメ1:第10話「赤い夕陽に吠えろ!」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

アニメでは脱走に半ば成功している

アニメだけにあるエピソードが入ります。

原作では、力石パンチ事件後に放り込まれた反省房でポケットに入っていた「あしたのために(その2)=ストレート=」を読んで、力石を倒すには練習だ!となります。

農場で郵便係の力石から葉書受け取ってたんだっけね、そういえば。

アニメでは以下の脱走譚が入ります。

隙を見て医務室の窓をぶち壊して逃走。高笑いで海辺を走るジョーでした。

砂浜を走る

外に出られた!爽快なシーンですが、ジョーはどこか無理にはしゃいでいるように見えます。

海を眺めながらしばらく逡巡。

力石に負けたまま逃げるわけにはいかない。
ジョーの心は決まり、やっとのことで抜け出した少年院へ走って帰ります。

夕焼けの砂浜を走る

 

 

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