【あしたのジョー全出来事19】ウェルター級ボクサー力石徹の経歴が明らかに
「あしたのジョー」をアニメの違いから振り返っています。
今回は、力石がどういったボクサーだったのか、なぜ少年院にいるのかが明かされます。
エピソード
力石のパンチに倒れたジョーは、そのあまりの強さに衝撃を受けています。
力石徹は、プロのボクサーだったのでした。
ウェルター級の6回戦ボーイ。
デビュー戦以来13連続K.O.勝ちで「若き殺し屋」と呼ばれていましたが、ある試合で観客の野次に激高し、その男を殴って重傷を負わせてしまいます。
これにより力石は無期限の出場停止処分をくらい、謹慎中に次々と暴力事件を起こして、ついに特等少年院に送り込まれたのだと。
力石はウェルター級。
これが後のストーリーに大きく関わってきます。
該当箇所
コミック:2巻 P.139~142
アニメ1:第10話「赤い夕陽に吠えろ!」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
農場で力石に倒された後のジョーの処遇
原作では、脱走を企てたジョーは反省房に入れられ、見張りの教官から力石に関する情報を聞きだします。
アニメのジョーは、力石に倒されたダメージが大きく、医務室に寝かされています。
そこへ力石がやってきて、寝ているジョーの顔に右ストレートを一閃!
医師は慌てて止めますが、力石の拳はジョーにヒットする寸前でピタッと止まります。
そのまましばらくジョーを見つめる力石。
ジョーは、相変わらず朦朧としたままですが…力石は何かに気付いたようで、満足した様子で医務室を後にします。
こうして、プロボクサー力石とジャブ以外はド素人のジョーのライバル関係が始まります。
力石について分かるのは、プロになってからのことだけで、それよりも前のことは一切分からないままなのは、どちらも同じです。
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