「あしたのジョー」を漫画とアニメの違いから振り返っています。

今回は、ジョーの少年院からの脱走を力石が阻止する場面です。




エピソード

どうしてもジョーを脱走させたい西は、農場の豚を暴れさせ、門をぶち破らせて逃げることを考えつきます。

この無茶なアイディアは意外にうまくいきます。
豚に乗ったジョーの脱走は成功目前。

でもそのとき、暴走する群れの前に立ちはだかる男あり。

もちろん力石徹です。

力石は、風のごとく身を翻しながら豚の群れの中に入り、駆けてくる豚をパンチで次々吹っ飛ばして行きます。

豚

脱走を邪魔されたジョーは、猛然と力石に向かっていきますが、力石からこれまで受けたこともないパンチをくらって気を失います。

該当箇所

コミック:2巻 P.102~139
アニメ1:第9話「奴の名は力石徹!」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

このシーンでは、細かなせりふと、力石がジョーに浴びせるパンチの数以外に大きな違いはありません。

あるとすれば、アニメでは、ジョーと力石がやり合っているその片隅で西が、うずくまって泣いていることくらいでしょうか?

もう少しで脱走できたのに…と、ひとり号泣する西。

そういえば脱走しようとしてたんだっけ。

事実、成功してもおかしくないところでした。
もしもこの脱獄が成功していたら…

ジョーは真っ先に捜査されそうな山谷には戻らず、またどこか知らない土地に行ってしまうような気がします。
段平やドヤ街の子供たちと再会することもなく、ジョーも力石もすぐにお互いを忘れたでしょう。

やっぱりこの脱走未遂は、運命がその定めた方向へと大きく動き出す出来事だったと思います。保存

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