【あしたのジョー全出来事157】再起不能のパンチドランカー カーロス、ホセに惨敗
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
ジョーが葉子の渡したファイトマネーに怒っている頃、海の向こうではカーロスがタイトルマッチのリングに立っていました。
ジョーがまだ立ち去らないうちに試合の結果を知らせる外電が入ります。
試合は、ついさっき始まったばかりなのに…
カーロス・リベラは、チャンピオンホセ・メンドーサにKO負けを喫しました。
試合開始のゴングから1分33秒後の出来事でした。
ロバートが、カーロスはジョー矢吹との対戦でパンチドランカーになってしまった。もう再起不能だと話していたことも、その場にいたジョーの耳に入ります。
この一件を受けてマスコミがジョーにつけた新しい呼び名を、皆さんご存知でしょう。だから書きません。書きたくありません。
なんでこんな言葉を人の名前にくっつけて使えるの?
今度のジョーは、玉姫公園で泣いたり行方不明になったりしません。嘔吐癖がぶり返すこともありません。
ジョーは、もう自分の人生を決めたのです。
該当箇所
コミック:14巻P.75~87
アニメ2:第14話「どこにある…ジョーの青春」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
大きな違いはありません。
ただアニメではジョーが、「ウルフは顎を砕き、力石は死に、今度はカーロスか(要約してます)」と言っています。
不要な台詞に感じられますが、アニメ2にはウルフ金串戦、力石戦は出てきていないので、視聴者は知っているという前提であるにしろ、一度は説明しておいたというところでしょうか。