【あしたのジョー全出来事116】南郷浩二に敗れて三連敗
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
ジョーは、日本バンタム級2位南郷浩二に負けます。
これで三連敗。
周囲ではジョーの身の振り方の思案がはじまっています。
該当箇所
コミック:11巻 P.37~ P.58
アニメ1:第64話「カーロス登場」
アニメ2:第6話「吠えろ…かませ犬」~第7話「さまよえる…野獣のように」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
ジョーの負け方が違う
それぞれ負け方が違います。
原作のジョーは、
南郷のテンプル殴ってダウンさせる
↓
吐く
↓
南郷立つ
↓
吐きながら殴られてダウン
↓
葉子、ロバート、カーロスが帰るのが見える
↓
立ち上がって反則しはじめる
↓
矢吹三連敗と実況
なので、おそらく反則負けであろうと思われます。
アニメ1だと
南テン打って倒す
↓
具合が悪くなっている間に立った南郷が反撃してジョーダウン
↓
葉・ロバ・カーロス帰るのが見える
↓
立ち上がるのとほぼ同時にテンカウントでジョー敗れる
アニメ2では
クロスカウンター成功
↓
南ダウン中にジョー吐き始める
↓
立った南郷に再度向かっていこうとするけどまた吐き気が…
↓
TVニュースでジョーの連敗が伝えられる
なのでTKOなのかも知れません。不明です。
葉・ロバ・カーロスの3人は、ずっと早い時点で帰っています。
レフェリーが会長連に抱きこまれていることが明確になるのはアニメ1だけ
原作でもレフェリーは、ダウンした南郷のカウントを途中でやめたり、充分怪しい…というよりほぼ間違いなくグルっていますが、作中に明示はされていません。
見たところ、レフェリーが公平であればジョーのKO勝ちでおかしくない試合でした。
とはいえ、ジョー本来の実力で戦っていればレフェリーにごまかしなど許さない勝ち方ができたように思うので、なんとも…
矢吹抹殺計画の中枢会長連は、連敗させてリングを去らせる作戦の仕上げになるこの試合で、確実に南郷に勝たせる必要がありました。
アニメ2のレフェリーは、普通にやっているように見えます。