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【あしたのジョー全出来事117】ジョー、ドサ周りの興行一座と契約、西は引退林屋へ

2021年1月23日

「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

エピソード

だーかーらぁ。

ジョーはもう立ち直りはじめてるつってんだろーが。

ボディばっかやってた頃より今の方がずっとマシなのが分かんないかな。

膿がたまったまま皮膚が塞がったら切って出すしかないんだからさ。

停滞より後退のほうがずっとマシなんだよ。

大体ね、ジョーが乾物屋になりたい!と思ってるならパチンコの景品集めてとっくに開店してるわ。

 

連敗のジョーを見かねた段平は、丹下ジム解散を決意します。

林屋さんは、本当に神さまのよう。

西だけでなくジョーも本雇いで引き受けると言っています。

本雇いってなんでしょ?
正社員ということ?

社保、労災、年金、雇用保険セットつき?
ボーナス4か月×年3回に企業年金と年一回の定期健診(含歯科)?

なら行くべきだよジョー。いや違う!

林屋さんは、景気良さそうですが、まるで仕事ができなかったジョーまで雇ってくれると言うのは温情にほかなりません。

ならますますジョーは断る話ですね。

置いてやってると思われながらその場にいるなんて無理。

ジョーにはもとよりボクシングをやめる選択肢はなく、林屋には行きません。

西はここで引退して、林屋の店員になります。

該当箇所

コミック:11巻 P.67~ P.78
アニメ1:第65話「リングある限り」
アニメ2:第7話「さまよえる…野獣のように」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

ジョーが草拳闘の契約をするタイミングが違う

原作では、ジョーがどこかから帰ってくるとジムに林屋さんが来ていて就職の話をジョーに聞かせますが、その時もうジョーは、ドサ周りの興行師と契約を交わしています。

アニメ1では、林屋の話を断って玉姫公園に来たジョーのところへ興行師が現れてジョーに名刺を渡して立ち去ります。

そこへ紀子が来て、あなたはボクシング以外のことを考えたことがない。ボクシングだけが人生ではないとジョーを説得しますが、その言葉がかえってジョーに、ボクシングしかない自分を自覚させてしまいます。

ほのぼのとした幸せも理解はするが、俺には縁がないと言ってジョーは、興行師の名刺をポケットに仕舞いながら公園を出て行きます。

原作でも紀子は、ジョーに同様のことを言い、ジョーも同じような返答をしますが、草拳闘契約後の会話です。

アニメ2には、草拳闘エピソードはありませんが、林屋でふたりを雇う話は出ます。

段平は、西が試合で怪我をして引退することになったのをきっかけにジムを畳むと決め、林屋夫妻は、ふたりとも是非来てくれと言うのですが、ジョーは断ります。

この時に西がボクシングを辞めるのは、すべて一緒です。

 

次。ジョーは旅立ちます