【あしたのジョー全出来事108】墨東拳にスパーリングに行ったらタイガー尾崎がスパイしてた話
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
西の負傷でジョーにはスパーリングパートナーがいなくなりました。
困っているところへ墨東拳(アニメ2では大東拳)の会長が現れ、うちのジムの若手とスパーリングさせてやると言い出します。
ジョーにバンタムの選手が壊されるといってジョーつぶしにかかっているのに、スパーリングの相手なら貸すとは、これいかに。
怪しすぎるので段平は断りますが、ジョーは墨東拳へ行くといって聞かず、結局段平もジョーについて行くことになります。
墨東でジョーに差し出してくる選手は、どれも弱すぎて練習になりません。
何人目のパートナーだったか…ジョーは突然相手を足蹴にしはじめます。
タイガー尾崎がスパイに来ているのに気付いて我慢ならなくなったのでした。
このタイガーがね…
強ーい相手とぶつかったらもしかするとジョーの立ち直りのきっかけになるんじゃないのかな?とか、最初に読んだとき、そんなことに期待していましたが…
一目見た瞬間「あーこいつじゃダメだわ」っていう。
顔見ただけで嫌ってOKなキャラと分かるというか…
ジョーが立ち直るには、強いってだけのボクサーじゃダメなのですよね。
相手に男惚れしないとね。
ジョーと段平が引き上げようとすると、ジョーの態度や暴言が許せない墨東拳の選手たちがふたりを取り囲みます。
分からんでもないのですが、多勢に無勢過ぎ。
ジョーは、行きがかり上一緒にのされた段平を担いで泪橋へ帰るのでした。
該当箇所
コミック:10巻 P.76~P.116
アニメ1:第60話「激闘のスパーリング」
アニメ2:第3話「地獄からの使者…矢吹丈」~第4話「その時、十点鐘は鳴った」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
大きな違いはありません。
アニメ2では、段平も乱闘に参戦していることくらいで。
(原作、アニメ1では、止めに入って巻き込まれて意識不明)
段平とジョー。
この二人が共闘する場面は、実はここしかないのです。
楽しそうに見えますよね。