「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

対力石戦第4R、ジョーは決定打をくらいます。




エピソード

力石の綿密な攻略プランの前にジョーは無策に追い込まれますが、手立てが見つからないまま第4Rを迎えます。

力石がアッパーを突き上げるので、ジョーは懐に入るショートフック作戦に再度挑むほかなく、必死につるべ打ちを続けます。

力石は、

先ほどショート・フックの接近戦は無意味だってことを
教えなかったかね

KCコミックあしたのジョー(8)P146 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

と不気味なことを言ったと思うと、ふと一歩後退します。

来る…

右のアッパーがジョーのがら空きの顎を叩き、ジョーはマウスピースを飛ばしながら後ろに倒れます。

実況席ではこれで試合は決まったと話しています。

ジョーは、このダウンから立ち上がりますが…

果たして意識があるのかどうか、じっと立っているのもままならない状態です。

力石は、容赦なくもう一度アッパーを振り上げようとしますが、そのときゴングが。

ゴングを聞いた力石は、ジョーの顎のすぐ下でピタッとグローブを止めました。

スイングに入ったのはゴングの鳴る前。このまま打っても反則にはなりません。止めることのほうが難しいでしょう。

もしこのアッパーを振りぬいていたら、運命はまったく違うものになっていたはずでした。

ルールに反することでもなく、力石を卑怯だと責める者はいなかったはず。ジョーもアンフェアとは感じないと思います。

でも力石自身がそれを許せなかったのでしょう。

誇り高く高潔なボクサー力石徹。

分かってる。

あなたは何ひとつ後悔していない。

分かってるけど…

該当箇所

コミック:8巻 P.116~155
アニメ:第49話「果しなき死闘」~第50話「闘いの終り」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

段平の「立つんだジョー」が違う

アニメでは、ここでのダウンに段平が「ジョー、立てぇ立ってくれ」と言いますが、原作では、ジョーの名を呼んでいるだけです。

「立つんだジョー」は、アニメが印象付けた台詞なのだと思っていますが、ここでもその傾向が見られます。

参考エントリー
丹下段平は何度「立つんだジョー!」と言ったか 矢吹丈全52ダウンから検証

 

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