「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

今回は、力石徹 vs. 矢吹丈 史上最大の8回戦控室から試合開始まで。




エピソード

ジョーは今日も怒られています。

控室前の廊下で子供たちと紙飛行機で遊んでるから…

段平は、そんなジョーを空っぱしゃぎと言い、筋肉がいつになく固くなっていると指摘します。

計量で会った力石は、顔色も良く、この前のパンチョ・レオ戦から体重は増えていないはずなのにずいぶんコンディションが良さそうでした。

そんな力石の様子に、ジョーの本能が恐れを感じて緊張しているのだろうと、段平は分析しています。

リング中央で試合前の注意を聞きながら、力石が不敵に笑います。

なぜ笑ったのか。

心理作戦のひとつだったのか、ジョーが平静を装っているのを見抜いて、かわいいなとでも思ったのか。
力石の真意は不明ですが、その顔を見てジョーは怒り出し、制止するレフェリーに減点上等だと食ってかかります。

どちらが勝つにせよ、この試合はKOで決まるのだから減点など怖くないと言うのです。

確かにそうですが…

今日はどうも情緒が安定しません。

「どちらが勝つにせよ」と思わず口にしているところからも、いつものような自信を持って臨んだ試合ではないことがうかがわれます。

ノーガードのスウェイバックで力石のアッパーをかわし続ける作戦は、一度も失敗できません。

ノーアウト満塁フルカウントがずっと続くような戦法です。

ジョーが自分で言い出したとはいえ、怖い作戦…

しかしジョーは、試合開始が近づくと急に冷静になります。

後楽園ホールは開始のゴングを待つばかりです。

該当箇所

コミック:8巻 P.71~93
アニメ:第48話「宿命の対決」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

力石の笑いのきっかけが違います。

この笑いですが…

アニメでは、レフェリーの注意を聞きながらふたりはしばらく見つめ合っていますが、ジョーの頬を汗が流れると力石が笑い出します。

原作では、ジョーが力石に話しかけています。

力石よ
ついにこの日が来たな…

おれたちの宿命のけんかもずいぶんと
舞台が晴れがましくなったもんだぜ…

KCコミックあしたのジョー(8)P86 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

これに力石は、言葉では何も答えずふふっと笑い出して、ジョーの顔に汗→怒り出す

です。

怒るのも無理ないかな?

 

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