「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

葉子は力石になぜそこまでして矢吹くんと戦うのかと問い詰めます。




エピソード

力石によると現在のウェイトは、121パウンドでバンタムにはあと3パウンド落とす必要があるとのことです。

階級体重(kg)体重(ポンド)
ウェルター級66.678kg以下147lb以下
ライト級61.235kg以下135lb以下
フェザー級57.153kg以下126lb以下
バンタム級53.524kg以下118lb以下

力石の減量幅等々についてはここで考察しています

力石徹と矢吹丈の減量は何キロでどれくらいの期間だったのか

葉子は、力石を思いとどまらせようと必死です。

フェザーでさえ無理のある骨格なのにバンタムまで落とすなど自殺行為だと。

葉子には、力石がなぜそうまでしてジョーと戦おうとするのか分からないのです。

もうフェザーのランキングに入っていて、タイトルも意識するほどの位置にいる力石に対して、ジョーは、まだかけ出しでこの間8回戦になったばかり。

葉子の言うこともそれほどおかしくはないのです。

葉子は、その理由を力石に問い詰めますが、力石の答は「男の世界のことです」でした。

葉子に対して紳士的な力石なので、この表現にとどめていますが、事実上葉子をシャットアウトする言葉です。

同じことをジョー風に言えば

男が男なりになにかをやろうとしている時に…
そういう所へいちいち女がしゃしゃりでてくるんじゃねえ

失せろってんだあっ

KCコミックあしたのジョー(12)P99 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

となるわけです。

上のセリフは、ずっと後にジョーが葉子に言う言葉です。

力石に男の世界と言われ、葉子は説得を諦め減量に協力的になりますが、それをひどく後悔することになります。

人には、これをやって死ぬならそれで構わないと思うことがあります。

葉子がそれを心から理解するのは、ずっとずっと後のことです。

もがき苦しみながら、最後にその答にたどり着いた葉子を知っているから、今のこのウザ葉子にもエールを送りたい気持ちになります。

でもさ…やっぱもう黙っとくのがいいよ。

ところで、この前のエピソード記事で、ここまでの話の進行の中で葉子が見てきたジョーは、どんな奴だったのかというのを、ざっくりふりかえってみたので、

【あしたのジョー全出来事73】「行け荒野を」力石の減量開始とED曲変更

今度は力石視点のジョーもやってみました。

力石の知るジョー:アニメ版

豚に乗って脱走しようとしてた

脱走阻止したら泣きながら殴りかかってきたけどジャブ意外さっぱり

1分KO予定が、眼も見えない状態になってもまだ立ち上がる

やけに強いと思ったら石握ってた

別れの挨拶をしようとしたらパンチが飛んできた

自分との対戦のために東洋一の白木ジム入りを蹴った

これ↑の詳細版を作りました。
力石から見たジョーとジョーから見た力石をまとめています

「あしたのジョー」ジョーと力石が投げつけあった友情を振り返ると

該当箇所

コミック:7巻 P.161~166
アニメ:第42話「男の世界」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

原作では少し話の続きがある

アニメでは上の会話でおしまいですが、原作ではこの後、ジョーとの試合の勝算について少し語られます。

大幅減量の不利を背負って矢吹丈に勝てるのかと葉子が聞くと、力石は、自分はウルフよりもずっと良くジョーを知っている、奥の手はもういくつか考えたと言います。

力石vs.矢吹戦でこの言葉は証明されます。

力石は、ジョーのボクシングスタイルだけでなく、その性格まで深く深く考えて作戦を立てています。

 

保存

保存

保存

次の記事