「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

丹下ジムに怪しげなおっさんらが大挙してやって来ました。

2,30人いるように見える用心棒連合を率いるのは、ゴロマキ権藤です。

葉子や段平や子供たちに「変わった」と言われるジョーは、ハリマオ戦を前にルール無用の乱闘で野性を取り戻そうと考え、権藤を探して強い奴らの派遣を依頼したのでした。

束になってかかってくるケンカのプロたちをジョーは、一人で片付けていきます。

リングはイモを洗うよう…。

さすがにボクサーは強い!

ジョーは、次々に敵を倒していきますが、最後にリングに上がってきた権藤との殴り合いでは、権藤の方が上回っているように見えます。

権藤は素手でジョーはグローブというハンデはあります。

権藤が下手なボクサーよりも強いであろうことも承知していますが、それにしても…

乱闘を終えてジョーが権藤に「ずいぶん強くなった」と言うと、権藤は

(前略)
ブラブラ遊んでいるわたしが強くなる訳がねえ
(中略)
それともわたしのことが強くなったように感じるんなら…
ひょっとしてあんたの力が少々衰えたのと違いますかね

KCコミックあしたのジョー(18)P211 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

と、気になることを言ってジムを立ち去ります。

ハリマオ戦は、5日後です。

該当箇所

コミック:18巻P165 ~211
アニメ2:第38話「意外な訪問者…ゴロマキ権藤」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

アニメにはジョーが池袋で権藤を探すシーンがある

ジョーは、歩いている人に適当に声をかけ、権藤を探します。

さすがプロのネットワークと言いますが、権藤はすぐに見つかります。

居酒屋のカウンターでジョーが、「頼みたいことが」と切り出すと、権藤は依頼の内容を聞かずに引き受けます。

男がよくよくのことでモノを頼みに来たなら、ワケなど聞かずに引き受けるものだと、権藤は考えています。

権藤は、どうしてジョーをこんなに信用しているのかな?

直接会ったことは、ほとんどない間柄です。

ジョーは特に人間性が試合によく出るタイプのボクサーで、権藤はほとんどの試合を見ているからですかね。

原作では、依頼の箇所は省略されています。

アニメのゴロマキ権藤は乱闘後ジョーを暗がりで待ち伏せ

ジョーの衰えを指摘した権藤ですが、アニメにはこの続きがあります。

夜になり、ジョーがフラっと外へ出ると、闇を切って中折れ帽が飛んできます。

権藤が投げた帽子でした。

ジョーがその帽子をキャッチすると、土手の高架橋の下から現れた権藤が、「思い過ごしだった、さっきの言葉は取り消す」。

権藤が、本当にジョーの腕が落ちたかどうか確かめるために何時間も隠れて待ち伏せしていたと?

それで人を試したの?

直接やりあった相手をなぜ試す必要が?

その前に権藤ほどの人が、言葉を取り消せると思ってるわけないでしょうに。

原作にはないシーンです。私の脳内では、ここはなかったことになってます。

 

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