「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

滝川修平vs.ハリマオ戦は、意外にもテクニックに勝る滝川優勢で進行します。

第1Rで続けて2回のダウンを奪い、滝川の勝利は目前かに見えますが、ハリマオは突然舞い上がり、リングロープに乗ります。

どうすることも出来ずに困惑する滝川の頭上を、ハリマオは、ロープからロープへと、目にも止まらぬスピードで飛び移っています。

ロープのクッションを利用して、右から左へ左から右へと飛ぶうちに、飛翔する高度が下がり、とうとう飛びながら滝川にストレートを当て始めました。

1回…2回…4度目の打撃で滝川は倒れます。

東洋ランキング第6位。
ジョーが世界チャンピオンになって東洋の椅子が空けば、あるいは…と言われていた滝川修平(18巻P15)は、1ラウンドでKO負け。

ハリマオはランキング入りします。

葉子の連れてくる「無名のランク外ボクサー」が、どんな選手か知らずに試合を契約した滝川の所属ジムの横倉会長は、「白木葉子はどこにいる」と白木ジムスタッフに迫りますが、葉子は会場に来ていません。

200万に釣られて対戦相手の名前も聞かずに選手と引き換えにしたのは、会長なんじゃ…

と、理屈ではそうなりますが、まさかあんなの出てくるとは想像しないわ。

えらい剣幕で恨みを訴える横倉会長でしたが、今度は横倉がハリマオに殴られ、取り押さえてチョコレートを与える白木ジムメンバーと、血と涙にまみれた顔で滝川の名を呼ぶ横倉。

阿鼻叫喚の地獄絵図が展開される中、ジョーが横倉に声をかけます。

横倉会長…
敵(かたき)は取ってやるぜ

KCコミックあしたのジョー(18)P163 (c)高森朝雄・ちばてつや2012
カッコ内読み仮名はこちらで付記

該当箇所

コミック:18巻P126 ~164
アニメ2:エピソードなし

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

滝川とハリマオの試合は、原作にしかありません。

葉子がこの試合を組んだのは、ハリマオを東洋タイトルに挑戦できるランキングに引き上げるためです。

アニメでも、東南アジアで発掘するボクサーのランキング問題、東洋ランカーでないと、ジョーとのタイトルマッチは出来ないという問題には触れられていましたが(第36話「葉子…新たなる企て」)、どう解決したのかは不明です。

試合直後の横倉会長は、「ようやく育て上げた東洋ランカーをぶっこわした」(論旨)と怒っていて、滝川の状態がかなり悪いことは想像できますが、この後滝川が物語に出てくることはなく、どうなったのか、こちらも不明です。

 

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