【あしたのジョー全出来事225】ジョー、ハリマオの公開スパーリングに乗り込む
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
葉子だけでなく、チビ連や段平にも、ハリマオにやり返さないことを責められ、ジョーは、白木ジムの公開スパーリングに乗り込みます。
リングの上での戦いになれば、ジョーの力はハリマオを圧倒していて、ハリマオはすぐに戦意を喪失した様子です。
隅で身体を丸めるハリマオに背を向けてジョーは、リングを降りようとしますが、そのとき、ハリマオはジョーに突進、飛び蹴りを食らって反対にジョーが倒されてしまいます。
ダメージを受けて立ち上がれませんと見せかけて反撃のチャンスを待つ、ハリマオの作戦でした。
こうしてジョーは、葉子の筋立てに乗り、ハリマオと試合するほかなくなりました。
燃え上がる闘志のままにこのケンカを買ったと宣言して出て行くジョーを見送る葉子の顔は、とても満足げです。
荒ぶるジョーこそ葉子のジョー
うれしそう。
該当箇所
コミック:18巻P76 ~125
アニメ2:第37話「野性児その名は…ハリマオ」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
ハリマオのやることがちょこちょこ違います。
アニメでは、頭を抱えて縮こまった姿勢から顔面への飛び蹴り一発で、ジョーをふっ飛ばし、飛んだジョーはロープにからまって宙吊りにされます。
また無数のカメラのフラッシュが…と、シンプルですが
原作だと、
やられたフリからの突進で、足首辺りを蹴って転ばせると、高く跳んでジョーの上に着地、のしかかって両手で殴打。
たまりかねた葉子の指示でゴングが鳴らされると、ハリマオは、ジムの男たちに羽交い絞めにされますが、今度は足でジョーの顎を蹴り上げ、一同を凍りつかせます。
ここに至ってジョーの目の色が変わり、葉子は目論見の成功を知る…と、原作のハリマオは執拗なのです。