「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

※すべてアニメだけのエピソードです。

ジョーと世界ランキング1位レオン・スマイリーとの試合が決まります。

ホセとの試合にしか興味のないジョーは、レオンとの対戦に意味を見出せず、テレビ関東の用意してくれたレオンの過去2試合の録画を見る気もしません。

ビデオでレオンを研究する段平を残して、昼間はサボっていたロードワークに出てしまいます。

ジョーは、公衆電話から葉子に電話を架けます。

葉子の電話番号を暗記している?

これまでにもジョーが葉子に電話することはありましたが、白木ジムへ架けている風でした。

今回は、受ける葉子が自宅にいるように見えるのですよね。

まあいいや。

ホセの興行権を握る葉子に、「試合の日程を早く決めてくれ、レオンとの試合の2週間後にやらせろ」と頼むためでしたが、ホセの次の試合はもう決まっていて、それは世界統一チャンピオンを決める試合だそうです。

これ以上食い下がりようもなく落胆するジョーでしたが、葉子は、ホセからの伝言があると言います。

「レオン-矢吹戦は、今一番見たいと思っている試合で、リングサイドに行けないのが残念だ。
矢吹の好ファイトを期待している。」(台詞はちょい要約してます)

と言っていたと。

それを聞いてジョーは、猛然とやる気になり、走ってジムへ戻るとレオンのビデオを見始めます。

ナイスでっち上げ葉子。

いえ、捏造ではなく本当にそう言ったのだと思いますけど(笑)

原作とアニメでキャラの違うホセなので、見ながら補正かけなきゃならなくて時々ピンと来なくなるのですよね。

この時葉子の話していた、世界統一チャンピオン戦は、意外に重大な試合になります。

誰が決めたのか、試合の勝者である統一チャンピオンと、レオン-矢吹戦の勝者でタイトルマッチを開催しようという運びになるのです。

一方のレオンはトレーナーのエド・ギャレンと共にもう来日しています。

ギャレンは、これまでに12人のチャンピオンを育てたという筋金入りのトレーナーで、レオンが13人目のチャンピオンになると信じています。

カードの使い手であるレオンは、トランプの13、キングのカードを自身のラッキーチャームにしていて、プレスカンファレンスでもキングのカードを記者に示して見せます。

おもしろい兄ちゃんです。

該当箇所

コミック:該当エピソードなし
アニメ2:第33話「アメリカから来た13人目のキング!?」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

WBAとWBCの統一チャンピオン戦の話を含め、アニメだけのエピソードです。

(ホセがWBC、カロルド・ゴメスがWBAです)

原作には統一戦はないので、ホセと対戦するカロルド・ゴメスという選手は登場しません。

アニメでは、ホセから色よい返事を引き出せないテレビ関東が、ジョーをゴメスと対戦させてはどうかという案を持ちかける場面もあります。

ホセがさっぱりしないのは、白木ジムとの契約があるからなのですが、テレビ関東大橋部長は、まだそれを知りません。

レオン・スマイリーもアニメだけに出てくるボクサーです。

ところでジョーは、この時を含めてアニメ2で三度葉子に電話を架けています。

一度目は、ウスマン・ソムキットとの試合を裏で葉子がプロモートしたことに勘付いたときです。

用件は、「礼は言わないぜ」

言わないことを言うためか!

二度目は、

ロスへカーロスのお見舞いに行きたいジョーが、パスポートとビザを明日までに用意して欲しいと頼みます。

電話で話している場面はありませんが、状況から電話で頼んだと考えるのが妥当でしょう。

そして今回の電話です。

新丹下ジムには電話がありますが、外から架けています。

反対にジョーがジムの電話に出る場面も1度だけ。

相手は葉子です。

Dr.キニスキーに会わせたい葉子が架けてきた電話を、ジョーは、早々に切り上げて切ってしまいます。

その後何度も葉子はジムへ電話しますが、ジョーは居留守を使います。

原作にジョーの電話シーンはありません。

アニメ1では一度だけジョーが自分宛の電話に出ることがあります。

丹下ジムにはもちろん電話はないので、近所の酒屋に架けてジョーを呼び出す電話です。

電話の相手は、力石でした。

力石は、ジョーが退院した日に「丹下拳闘クラブごっごさん江」という葬儀用の花を送り付け、わざわざ電話まで(笑)

原作やアニメ1の頃は、公衆電話の台数も少なく、電話がそれほど身近にあるものではなかったのでしょう。

Wikipediaの「日本の公衆電話」に、施設数の推移が出ています。

連載開始の1968年のデータはありませんが、1964年で374,201台、1971年で507,937台だったものが、アニメ2放送がスタートした1980年には881,592台に増えています。

※アニメでは、この回から新ジムで生活していて、練習生も入所しています。

 

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