「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

羽田に着くと報道陣が待ち構えています。

ハワイでの予告KOが評判になり、日本ではジョーが大変な人気だそうなのです。

記者は、ピナン・サラワク戦のことや、ホセとのアレコレについて矢継ぎ早に質問してきますが、ジョーは面倒で仕方がありません。

話が世界タイトルマッチに及ぶと、テレビ関東大橋運動部長が、はりきって答えます。

出来るだけ早い時期の東京開催を目標に総力を挙げて臨むと。

ホセの日本での興行権を葉子が握っていることをこの時にはジョーと段平しか知りません。

該当箇所

コミック:17巻P173~182
アニメ2:第31話「Vサイン…その意味するものは」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

会見の切り上げ方が違う

アニメのジョーは、大橋部長がしゃべっている間に寝てしまいます。

これを切り上げ方と呼んでいいのか迷うところですが(笑)

原作のジョーには、重要な用事があるので、会見中から気もそぞろです。

空港に山谷住人が出迎えに来ていたのです。

結局大橋部長が熱弁をふるっている間に席を立ってロビーに行ってしまいます。

ホセの強さが頭から離れず、さんざんな心境での帰国でしたが、ドヤ街からの思いがけない出迎えを受けて、俄然、凱旋帰国の雰囲気になりました。

原作のジョーはフラッシュを嫌っている

ジョーが会見場に着くと、一斉にフラッシュが焚かれます。

その時ジョーは、「う…」と声を漏らしながらギュッと目を細めています。

闇の中にフラッシュだけが光っているように描かれていますが、サプライズパーティではあるまいし、実際の部屋は暗くないのだと思います。

ジョーの目にこう見えているという絵でしょう。

ジョーを案内する大橋部長は、まぶしそうにしていませんし、次のページで全体の描かれる会場は、明かりのついた状態です。

あしたのジョー17P177

KCコミックあしたのジョー(17)P177 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

以前にも似たようなことがありました。

東洋タイトルマッチの後、ジムで倒れたジョーが医師の往診から玉姫公園に避難していたときのことです。

自転車に乗った段平が迎えに来るのですが、ライトが眩しくて、しばらく段平の姿がよく見えなかったようです。

あしたのジョー16P152

KCコミックあしたのジョー(16)P152 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

脳神経の損傷によって瞳孔の調節が上手く行かなくなっているということかと思います。

アニメのジョーは空港で葉子を探している

羽田でジョーは、記者に囲まれながらキョロキョロと辺りを見回しています。

葉子を見つけると、ちょうど葉子もジョーの方を振り向いて手を振りますが、ジョーはきょとんとして葉子を見ているだけ。

この顔何?

「あれ?なんでおれは葉子を探してたんだ?」かな。

ホセと葉子の契約の件を他言しないことは、須賀を通じてコンセンサスができています。

今ココで話さなければならない用事はないはず、というか、用事あるなら黙って目で追ってるのが変だし。

ハワイの海で、ジョーは葉子を近くに感じていたでしょう。

日本に帰り、現実に引き戻されながら、あの時の心境はなんだったのだろうと考えているのかも知れません。

…が、それ考えないとダメなの?

 

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