【あしたのジョー全出来事199】家族連れのホセと葉子とヤシの殻
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
ハワイの砂浜を走るジョーは、家族連れのホセを見かけます。
奥さんと子供が4人。ビニールシートかなんか敷いちゃって。
ジョーは拳を固めていて、あわや再度の新聞沙汰になるところでしたが、背後から話しかけられます。
立っているのは葉子でした。
葉子はホセとのビジネスのために島へ来ていて、ホセ一家と行動をともにしているようです。
ホセの家族にジョーを紹介すると葉子は言いますが、ジョーはそれを断りランニングに戻ります。
この時ホセの奥様がジョーに気付いています。
東洋チャンピオンのジョー矢吹ねと言っているだけで、嫌悪感を持っているようには見えません。
葉子がジョーのことを友達だと言っているので、そういやな顔も出来ないでしょうけれども、ホセは、家でジョーを悪く言ってはいないような印象を受けます。
該当箇所
コミック:17巻P42~52
アニメ2:第29話「初防衛なるか…矢吹丈」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
原作ではジョーが転ぶ
葉子と別れて立ち去ろうとする時、足下に転がっていたヤシの殻を踏んで転倒します。
殻が見えていない状態でのアクシデントで、これだと誰でも転ぶような気もしますが、わざわざこの場面を入れた理由はやっぱり、ジョーの体が少しずつ敏捷さを失っていることを示すためでしょう。
この後葉子は、ボクサーの健康管理研究の第一人者キニスキー博士の話を聞きます。