「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

ジョー同様ハワイでの試合を控えたホセ・メンドーサがコナハジムで調整中と聞いて、空港に着いた足で乗り込むジョーでしたが、ホセは不在です。

スパーリングパートナーが使い物にならなくなったので散歩に出ているとか。

ジョーがホセを訪ねてきたのは意外にもまともな理由からでした。

ホセがカーロスの居場所を知っているなら教えて欲しいと、そう思ったらしいです。

そのジムにカーロスの行方を知る者はなく、「カーロスって誰だっけ?」「そういえばそんな人いたね」くらいの反応です。

落胆するジョーでしたが、壁のポスターにカーロスの写真を見つけます。

精悍な顔つきのカーロスの写真が、ホセの試合を広告するポスターに掲載されていたのでした。

でも…

ポスターに書いてあったのは、

チャンピオンホセは、すごい男でっせ!

なんちゅうてもあの無冠の帝王カーロスリベラの選手生命を終わらせたのやさかいな。

それもあぁた1R!ものの1ラウンドでやで。(文意)

悪趣味な広告。

こんな広告実際にありえるのですかね。

なにもスポーツをそうお上品に鑑賞したいとは思っていませんが、これではね…

ジョーは、ポスターのホセにストレートを食らわせます。

頬のあたりがくしゃっとひしゃげたホセを残し、ジョーは段平に引き摺られるようにコナハジムを後にしたのでした。

あしたのジョー16P236

KCコミックあしたのジョー(16)P236 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

拳は骨折していないみたいです(笑)

文字通り紙一重の寸止めだったのかな。

該当箇所

コミック:16巻P215~終り
アニメ2:第28話「ホセがいる…ハワイへ」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

葉子と須賀

アニメでは、葉子と須賀がハワイに来ています。

コナハジムでのジョーのふるまいは、すぐさま現地で辛口報道されることになりますが、葉子は驚きもせず、

「矢吹くん相変わらず元気そうね」

と呑気な調子で須賀と話しています。

そりゃ、階段から段平突き落として踊り場のガラス割って帰られたジムの人にしてみたら、これくらいはね。

葉子は続けて「私も頑張らなくては」と言っています。

葉子が何を頑張るのかは、この後分かります。

原作でも葉子はハワイにいます。

事前に葉子は、幹之介と南の方へ旅行すると言っていましたが、ハワイにいるのは葉子だけで幹之介の姿は見えません。

アニメのジョーは幻のカーロスと対面

アニメでは、この回にカーロスが登場します。

以前と変わらぬカーロスがジョーの前に現れ、「勝負しよう」となりますが、ゴングを鳴らしに行ったジョーが振り返ると、カーロスはホセのリングの上にいます。

いつか白木ジムで見たホセ-カーロス戦の惨劇が再現され、ジョーは「やめろ」と叫びながら夢から覚めます。

原作にはこのシーンはなく、元々ジョーは、試合の録画も見ていません。

この後ベランダに出たジョーが、隣の段平の部屋へと、ベランダからベランダへ飛び移る怖い場面もアニメだけです。

10階くらいの高さに見えるのですが…

もちろん段平は「やめろ」と言っていますが、やめろと言ったくらいでやめたことないんだから、せめて段平がそこをどいてくれたほうがまだ安全な気が。

ジョーが段平の部屋へ移動するのは、一緒に飲むためです。

帰りは酔っ払ってこの逆をやるつもり?

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