【あしたのジョー全出来事191】元全日本ライト級チャンピオン村上輝明とその犬ホセ
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
力石のお墓で会った面々、葉子と須賀、ジョーと西と紀子にドヤ街チビ連は、中華街へ食事に行くことになります。
食事の帰り、ジョーは須賀とふたりで他のメンバーから割れます。
須賀は、ホセと対戦したことのある男を知っていて、その男はこの近くにいると言うのです。
元全日本ライト級チャンピオン村上輝明。
今は、やきとり屋台の主人です。
村上は、まだアマチュアだった頃のホセとメキシコで闇試合をした経験があるのでした。
試合は、ホセの1ラウンドKO勝ち。
村上は、その後日本チャンピオンになりますが、ホセの強さを悪夢に見ることが続いて引退。
無為に過ごしていたものの、ホセが世界チャンピオンになったと聞いて再出発を決意したそうです。
帰る途中でジョーは、ホセに会います。
村上の飼っている犬です。
口笛を吹いてホセを呼ぶジョー。
この口笛は…アニメ1第2話「四角いジャングルに生きろ」で子犬を呼び寄せるときにも吹いていた、あの口笛と同じ!
これって犬を呼ぶときの定番?聞いたことないですが(笑)
翌朝、ジョーは新聞記事で金の引退を知ります。
タイトルマッチのダメージで再起不能だそうです。
ジョーは、金の去就については何もコメントせず、まだ寒さの残る朝をロードワークに出かけます。
該当箇所
コミック:該当エピソード無し
アニメ2:第26話「チャンピオン…そして、敗者の栄光」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
アニメだけのエピソードです。
村上とホセが賭けボクシングをしたのは13年前で、当時のホセは16歳。
つまり今のホセは29歳。
これは原作にないエピソードなので参考程度のものですが、ホセは29歳です。
アニメ2では、ホセがハワイで防衛戦をする時、30歳だと須賀が言う場面もあります。
この時29で、ハワイの時30なら、おそらくジョーとの試合の時も30歳でしょう。
金が試合後どうなったのかも、原作では一切触れられることがなく、引退したと明確になるのはアニメだけです。
もうね、殴ったり血を見たりしなくて済む環境でしばらくゆっくりした方がいいよ。
私はこいつを嫌いですが、苦悩だけの一生でいいはずがありません。ほんのわずかでも心の安らぐことがあったらいいなと思います。
※「村上てるあき」という名がどんな字を使うのか実は不明なのですが、Wikipediaを見るとこの字になっているので「輝明」にしておきました。
もしかするとアニメ関係の何かを見たらこの字と分かるのかも知れませんが、何をどう調べたらいいのか私には分かりません。