【あしたのジョー全出来事182】葉子、東洋タイトルマッチ直前力石のお墓参りに
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
ジョーがやっとのことで再計量をパスした頃、葉子は、力石のお墓の前にいました。
そこへ、日本へ戻った須賀が現れます。
葉子は力石に何を話していたのか。
須賀はこの時、タイトルマッチの対戦相手は力石であって欲しかったと思っているのだろうと考えていますが、試合が始まって一方的に押されるジョーを見る葉子の様子を見て、力石にジョーを守ってくれるよう頼んでいたのだと知ります。
須賀が調査した金の情報は、ベトナム戦争で特殊部隊に所属していたということでした。
そこは玄の部隊で、殺しのプロフェッショナル集団なのだそうです。
該当箇所
コミック:該当エピソードなし
アニメ2:第23話「燃える野獣と…氷」~第24話「ゴングが鳴った…悪魔のリング」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
アニメだけのエピソードです。
原作にはまず須賀がいません。
葉子が力石のお墓参りに行ったという話が出てくることはありますが、その場面が描かれたことはありません。
須賀が特殊部隊について葉子に話すのは、試合会場についてからですが、お墓で「金の幼少期の体験を聞いた」と言っているので、おそらく国技館に向かう車の中で、金の朝鮮戦争のときの話を葉子も聞いたのではないかと思います。
原作では、金について葉子が詳しく知ることはありません。
また、金が兵士だという話はアニメだけに付け加えられた要素です。
玄が軍人だという設定は原作にも出てきますが、金も軍の所属だとは書かれていません。
金が戦場に兵士として赴いた話もありません。