【あしたのジョー全出来事172】東洋タイトルマッチ決定
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
Contents
エピソード
一日も早くホセと試合がしたいジョーが目下の標的にしているのは、東洋チャンピオン金龍飛です。
金は、今日本に来ていてアジア拳で公開スパーリングをしていますが、パートナーを次々医務室に送り込んでいるようです。
そういえばアジア拳て医務室ありましたね。
ウルフがダブルクロスの練習をしたときにも担架がフル稼働してました。
ジョーは、「チャンピオンが逃げ腰なので試合が決まらない」と段平から聞かされていましたが、ジムに来ていた記者(アニメでは須賀)が、金が日本にいると言うので、アジア拳に駆けつけました。
金のマネージャー玄曹達は、「金がヤブキとの試合から逃げ回っていると噂を流すのはやめてもらいたい」と段平に迫ります。
金がジョーとの対戦を回避したがってるというのは、やっぱり段平の嘘でした。
「いつでも試合をする」と言う金にジョーが「喜んで挑戦する」と宣言。その場でタイトルマッチが決定します。
該当箇所
コミック:15巻P18~44
アニメ2:第18話「あのナックルが…烙印のメッセージ」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
アニメでスパーリングを見たのは段平だけ
アニメでも原作でも、段平はジョーに黙って公開スパーリングを見に行き、おかしいと勘付いたジョーが後から駆けつけるのですが、アニメでは、ジョーがアジア拳に着いた時にはもうスパーリングは終わっていて、ジョーと金は、ここでは顔をあわせません。
アニメでは、段平の頼みで葉子が金の情報を集める
心というものの存在を感じさせない金を一段と不気味に感た段平は、何を思ったか白木ジムへ向かいます。
段平の用件は、金が日本に来てしまっては対戦は避けられそうにないので、金の情報をできるだけたくさん欲しいというものでした。
原作の葉子は、この試合の裏方仕事はしていません。
ふたりの試合が決まる場所が違う
原作では、ジョーがスパーリングに間に合うので、その場で決まります。
アニメでは、公開練習の後に金と玄が丹下ジムにやって来て、段平に「なぜ嘘の噂を流すのだ」と詰め寄るのを見て事情の分かったジョーが、段平を飛び越して試合を決めてしまいます。
金が対戦相手を二人死なせているというのはアニメだけの設定
です。
他は大体一緒で、どちらでも舞舞をやりますが、舞舞で人を死なせたという話は、原作には出てきません。