「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

葉子は、パーティー会場から姿を消したホセの居場所を知っているという須賀から情報を買いました。

情報提供料は、30万円。

逗留しているホテルのプールで家族とくつろぐホセとの接触に成功した葉子は、なぜジョー・ヤブキに会いに来たのかと質問しますが、ホセは答えず、代わりに

「ジョー・ヤブキはどこから来てどこへ行くのか」
where he came from and where he is going to go?

と言い残して日本を後にします。

いちいち持って回ったことを、まあ。想像以上にうっとおしい奴だわ。

須賀は、ホセのその言葉をジョーに伝え、ホセのように家族を持ち家族を守る男の自信は大きいものだと付け加えます。

ジョーの境遇を自分自身と引き比べて、根無し草のジョーが自分に挑戦しても無駄なことだと、そう言いたいのだろうと須賀は考えているようです。

「あしたのジョー」の登場人物には、家族というものの存在が感じられない人が多いです。

親の話が出てくるのって、紀ちゃんくらいで…ああ、サチの父ちゃんが中風だってのがあったか。「親の話」が出たということなら金竜飛もですが(笑)

そうした中で、自身がすでに親であり、マイホームパパ風なホセ・メンドーサは、異色の存在です。

物語の中でフォーカスされることのなかったジョーの特異な境遇が、最後の対戦者ホセとの対照によって突如くっきりと浮かび上がります。

ホセのこのセリフは、アニメにだけあるものですが、ジョーとの対戦終盤でホセがジョーを前に感じる恐怖につながるところもあって、ちょっとした仕掛けになる言葉です。

ホセはまだ、命知らずな男と戦う恐ろしさを知らないのです。

該当箇所

コミック:該当エピソードなし
アニメ2:第17話「姿を見せた…大いなる標的」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

アニメだけのエピソードです。

原作にはまず須賀がいませんが、葉子がホセとコンタクトを取るのも、もっと後のことです。

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