「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

※原作だけのエピソードです。

カーロスとの試合が終わり、観客が去った会場にひとり残った葉子が、ロケットの力石に話しかけています。

今日の試合をあなたに見せたかったと。

ふいに「力石かい?」という声が聞こえて葉子が目を上げると、そこに立っていたのは、ジョーでした。

ジョーは、葉子に冗談を言います。

たいして面白い冗談ではありません。

力石は閻魔様に「カーロスと試合したい」とゴネてるんじゃないかという冗談。

いえ。

ジョーそれつまんないよと、けなしたいのではないのです。

重要なのは、ジョーと葉子の間で力石に関する冗談を言えるようになったということです。

ジョーは頭のいい人なので、そんな状態になったねと葉子に伝えるためにジョークをひねり出したかもしれません。

葉子が笑うとジョーも笑い出し、ふたりとも笑いが止まらなくなります。

笑いながら葉子は、手の中でロケットを閉じました。

ジョーはリングを眺めながら、力石とカーロス、自分は2度こうして燃えることができたと言い、続けて

「ありがとうよ。心から礼を言うぜ」

と言います。

カーロスのことだけでなく、力石との試合も含む言い方に聞こえます。

ジョーを探すサチが、会場の入口でふたりを見つけますが、段平の「そっとしておいてやろう」という言葉に従って黙って帰って行きます。

紀子は複雑な顔。

カーロスとロバートもその会場の端に現れますが、ふたりの様子を見て、声をかけずに帰っていきます。

該当箇所

コミック:該当箇所なし
アニメ1:第79話「燃えろ 遠く輝ける明日よ!!」
アニメ2:該当箇所なし

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

アニメ1だけの場面です。

アニメ1は、もう最終話に入っているので、ジョーと葉子の間がしっとりまとまっています。

カーロスの登場もここが最後で、この後どうなったのかは、描かれません。

この世界では、きっとカーロスが世界チャンピオンになったんだよねと思っておくのは、もちろん視聴者の自由!

原作とアニメ2では、まだ話が続きますが、カーロス戦の後にジョーと葉子が話をするのは、一ヶ月後です。

物語の最後まで、ジョーが葉子にカーロスとの試合について礼を言うことは、ありません。

 

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