【あしたのジョー全出来事147】照準はホセ、ジョーは眼中にないカーロス
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
原作でカーロスとホセ・メンドーサのタイトルマッチが決まるのは、このときです。
カーロスが日本で拙戦を繰り返し、無名のジョー・ヤブキにも苦戦したという噂がホセの耳に入り、カーロスの実力を甘く見たホセがタイトルマッチを受けた模様。
カーロスの照準は、完全にホセに移っていて、もうジョーは眼中にないといった態度です。
葉子は、スパーリングでもエキシビションでも矢吹くんに必死だったのに…と問いますが、ロバートは、それもすべてカーロスの演技だったのだと言います。
該当箇所
コミック:13巻P129~136
アニメ1:該当エピソードなし
アニメ2:該当エピソードなし
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
ホセとカーロスの試合が決まるタイミングは、原作、アニメ1、アニメ2でそれぞれ違います。
アニメ1では、ジョーとの試合が決定した後にタイトルマッチのチャンスが巡ってきますが、どうしてもジョーと試合したいカーロスが、その試合を見送って日本に残ります。
アニメ2では、カーロスvs.タイガー尾崎戦よりも前にもうタイトルマッチが決まっています。
タイガー戦が済んだらその足で飛行機に乗るはずだったのですが、試合後にカーロスがジョーとの試合を宣言してしまうので、ホセ戦は一旦キャンセルされます。
対戦を前にカーロスが、ジョーを本気で相手にしていないという主旨の発言をするのは原作の中だけです。