「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

白木ジム会長葉子が、カーロスの日本での最初の対戦相手に選んだのは、日本バンタム級2位南郷浩二でした。

カーロスは、南郷など問題にしていない様子ですが…

該当箇所


コミック:11巻 P.59~ P.66, P.79~81
アニメ1:第70話「気になるあいつ」
アニメ2:第7話「さまよえる…野獣のように」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

試合の決まる場面が違う

原作の葉子は、ジョーとの試合に勝った南郷の控室を訪ねて、カーロスと試合をしないかと持ちかけます。

ファイト・マネーは150万。

南郷のセコンド兼会長は、東洋タイトルマッチでチャンピオン側が受け取る額だと驚いています。

客席の彼女をナンパした上に、リングではジョーを上位者と間違えたカーロスに腹を立てている南郷は、ジョーに勝った上機嫌も手伝ったのでしょう。

世界ランカーと言ってもたかだか6位だとか日本ランキング2位の身分でそうぬかし、こんな女ったらしに負ける気がしないとか意味の分からない理屈を並べて試合を受けてしまいます。

後日、南郷の所属ジムの会長が葉子のオフィスへ怒鳴り込んできます。

「カーロスをよくよく調べたら世界チャンピオンも対戦から逃げている選手と分かった。デビュー以来34連勝19連続KO勝ちの戦歴を隠して南郷にぶつけた。まるで詐欺だ」

というのがおっさんの論旨です。

カーロスの強さについて、アニメでは進行役がリングの上からマイクで説明していますが、原作では、放送席のふたりの話の中でその戦歴が取り上げられているだけなので、TV視聴者は、それを知っていますが、会場にいる者は聞いていない話だったのですね。

でも調べたら分かることを調べずに契約しといて今更ねぇ…。

こういうのをバカと言います。

葉子は、おっさんの苦情をまるで意に介していない様子で、側近らしき職員に、会長さんがお帰りなので玄関まで送ってと命じます。

元々気の強いタイプだった葉子ですが、ここへ来てぐっと腹の据わったいい女になっています。

葉子は今、大勝負に出ようとしているところなのです。

拳闘界の強面を敵に回すことくらいは、覚悟の上でしょう。

アニメでは、後日に葉子が南郷のジムに電話をかけてこの話を決めるので、おっさんとの具体的なやり取りは不明です。

話の順序が違う

原作では、カーロスー南郷契約の後にジョーがドサ回りに出て行きます。

アニメ1では、ジョーが旅立ってから葉子は南郷と契約することになり、試合の場所は仙台に決まります。

ジョーのいるドサ所帯もこの時仙台で興行をしています。

アニメ2では、ジョーの草拳闘エピソード自体がないので、ジョーと南郷の試合の翌日に葉子が電話で試合を決めたとき、ジョーはまだ変わらず泪橋にいます。

 

次の記事