【あしたのジョー全出来事231】ジョー、リングへにじり寄るカーロスに気付く
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
それがカーロスだと最初に気付くのは、ジョーでした。
どこから入ったのか、ハリマオ戦会場の中にいたカーロスは、ジョーの勝ちが決まるとリングへ這い上がってきます。
観客にはボロをまとった酔っ払いにしか見えませんが、ジョーにはカーロスだと分かります。
原作でジョーとカーロスが後楽園球場で試合をしたのは、秋ごろです。
1ヶ月後、カーロスはホセに敗れ、再起不能のパンチドランカーになっているのだとのニュースがジョーの耳に入ります。
それから約1年後にジョーは東洋チャンピオンになり、ハワイ遠征を経て今日のハリマオ戦です。
この後それほど時間を空けずにホセが日本へ来ますが、来日を報じる新聞は12月22日付けです。
つまり今は秋ごろ。
ふたりは、2年ぶりの再会です。
ジョーの挑戦するベルトの持ち主だったかもしれないカーロス・リベラが、会場係員に取り押さえられています。
まだ表彰の残っているジョーは、カーロスを控室に連れて行くよう頼みました。
該当箇所
コミック:19巻P112~117
アニメ2:第39話「ジャングルに…野獣が二匹」
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
段平がカーロスと認識するかどうか
大きな違いはありません。
ただ原作では、男をカーロスだと信じているのは、ジョーひとりで、段平は、外人のヒッピーだと言って取り合いません。
アニメの段平は、カーロスだと思ったようです。
この後の段平の「カーロスが待ってる(から控室へ行こう)」という台詞からそれが分かります。
パンチドランカーについてはこちらに