【あしたのジョー全出来事123】カーロスとロバート山谷を訪れ段平に会う
「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。
アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。
エピソード
南郷との試合が決まった日、ロバートがカーロスをつれて山谷を訪れ、段平と会います。
該当箇所
コミック:該当エピソードなし
アニメ1:第70話「気になるあいつ」
アニメ2:該当エピソードなし
コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。
原作とアニメの相違点
カーロスが山谷へ来るエピソードは、原作にもアニメ2にもありますが、来る動機もタイミングも違うので、別のエピソードとして扱っています。
アニメ1で南郷との試合が決まるのは、ジョーがドサ回りに旅立った後なので、カーロスが山谷に来るこの日には、もうジョーはいません。
葉子がジョーに肩入れしているのを疑問に思ったロバートが、山谷に何かのヒントがあるかもしれないと考えてカーロスを連れてくるのです。
自身もベネズエラのスラムで育ったというカーロスは、スラムを嫌いだと言っています。
これもアニメ1だけの設定で、原作のカーロスは、少しもそんなふうではありません。
子供たちの案内で玉姫公園へ来たカーロスを見て、酔った段平は、ジョーと間違えます。
カーロスの目が、ジョーと同じだと言うのです。
段平や子供たちがジョーを恋しがって泣くのを見てカーロスは、こんなにも愛されながらこの土地を離れたジョーは馬鹿だと言いますが、ロバートは、ボクサーに必要なのは孤独だと答え、進んで孤独を選んだジョー・ヤブキは、もしかしたら、我々がずっと探していた本物のボクサーかも知れないと言います。
カーロスは、ジョーに興味を持ち始めています。
ふたりがグローブを交えるのは、もうしばらく先です。