「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

ゴロマキ権藤が登場します。




エピソード

組の三下連を従えたウルフが占領する喫茶店に、やられた伝法組が舞い戻ってきます。

伝法組も新たな助っ人を頼んだのでした。

ゴロマキ権藤の登場です。

頬に一目でそれとわかる刀傷があり、いかにも修羅場をくぐっている雰囲気のゴロマキ権藤ですが、ウルフは元ボクサーです。

果たしてどちらが強いのか。

権藤は、おそらくわざとウルフの始めのパンチを受けますが、ウルフの顎に蹴り一発で形勢逆転。

逆転というより、もうこの一撃で勝負はついているのです。

ウルフは、また顎を砕いたでしょう。
のた打ち回って苦悶の叫びを上げています。

でも、権藤は手を緩めません。

うずくまるウルフをビール瓶で殴り、倒れれば立たせ、逃げれば肩をつかみ…もう死ぬからそれ…

たまらずジョーが、止めに入りました。

伝法組の面々は権藤がジョーも倒すことに期待しますが、権藤はジョーを見るなり、あんたにはとても敵わないと言って椅子に腰掛けます。

目を見れば相手の強さが分かると言うのです。

同じ元ボクサーでもウルフの目は腐っていた。負ける気はしなかったと。

権藤は、ウルフのような人間が嫌いだと続け、

昔の華やかなりし思い出話と愚痴しかいえねえようなグズ

KCコミックあしたのジョー(9)P159 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

と、ウルフを切り捨てます。

そうそうまったくその通りだよ。よく言ってくれた権藤さん。大体あんな奴は…って、ちょっとジョー!

ジョーは、権藤がウルフを悪し様に言うのが許せず、ボディブローをめり込ませます。

権藤は、見事なパンチだと笑いながら崩れ落ちていきました。

パトカーのサイレンが聞こえてきます。

該当箇所

コミック:9巻 P.146~ P.164
アニメ1:第55話「さすらいのバラード」
アニメ2:第1話 「そして、帰ってきた…」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

ジョーが逮捕されるかどうかの違い

原作とアニメ1では、警察が来たとき、ジョーのボディブローを食らった権藤は倒れていて病院に担ぎ込まれ、ジョーは逮捕されますが、アニメ2の権藤は、起き上がってジョーとふたりで店の裏口に逃げるので、ジョーの逮捕はありません。

病院コースの権藤は、内臓破裂で全治三ヶ月です。

権藤を殴るジョーの涙

アニメ1のジョーは、権藤を殴りながら泣いています。

権藤と会って、空っぽだった心に怒りという情動が生まれた、ようやくジョーが感情をとり戻した、というふうに見えます。

 

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