「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。

力石ー矢吹戦は、力石の勝利をもって終わりました。




エピソード

ジョーは、力石のほうへ歩いていこうといていますが、アッパーを受けたダメージが深く、また倒れてしまいます。

一方幹之介や葉子の祝福を受ける力石も、様子が変です。

めまいを感じているようで、ロープにもたれてじっと目を閉じています。

ようやく力石のところへたどり着いたジョーは、力石に

ま…
まいったぜ力石…

あそこで…止めをアッパーでくるとはな…

さすがに力石だ

KCコミックあしたのジョー(8)P210 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

と、言って右手を差し出します。

やりきった試合の後のすがすがしさ、ジョーの人間的成長、ふたりの絆の強さ。

本当に気持ちのいい場面です。

でも、握手に応じる力石の手は、ジョーに重ならず、そのままユラりと倒れてしまいます。

減量の後で体力がないところでの激しい試合だったので、限界が来て倒れたのだろうと、この時のジョーはそう解釈していました。

段平は、力石のような強敵の存在を不運と嘆いていますが、ジョーの心は晴れ晴れとしています。

最高の試合でした。

最高の一日になるはずでした。

該当箇所

コミック:8巻 P.205~213
アニメ:第51話「燃えつきた命」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

アニメでは、葉子が勝利後の力石にガウンをかけてやりながら、「あなたにはきっと輝ける明日がある」(文意)と言います。

それに応えて力石は、「輝ける明日ですか」と言って、上の方を見ています。

ジョーとの試合が決まる前に力石は、葉子に、タイトルを獲りたいし富と名誉を手にしたいと話していたことがあります。(原作アニメとも)

原作にはリング上でのこのやりとりは、ありません。

力石に悔いはないものと思いますが、矢吹戦後の明確な目標があったことを考えると、複雑です。

 

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