「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

丹下ジムに葉子から、ホセとゴメスの統一チャンピオン戦 in ラスベガスの招待券が送られてきます。

試合の当日に。

統一戦は大変な人気で、葉子にもチケットが手に入らない状態だったのですが、ホセが白木ジムに葉子とジョーへの招待券を郵送してきたそうです。

2枚の招待券。

カーロスが送ってきたなら気を利かせたのねと思うところですが、ホセだからね。本当に2枚しか無理だったのでしょう。

なんせリングサイドのすごくいい席です。

試合は、意外にもゴメスの攻勢でスタートします。

ホセは防御していますが、ゴメスのパンチが結構ヒットしています。

ジョーは、紙飛行機を折って飛ばしたり、ポップコーンをかじったりと自宅にいるようなリラックスぶりですが、試合のペースをゴメスが握るのを見て、ポップコーンを握りつぶし、リングをぶっ叩いて怒り出します。

この時ホセは、ゴメスを見切ってパンチを受けていたのです。

致命的なダメージを受けないように、わずかによけながら、あえて当てさせている、礼儀のようなものらしいです。

第6R、ホセは決めに行きます。

コークスクリューパンチを2,3発。これでお終いです。

ゴメスは立ち上がることができず、ジョーの顔には冷や汗が浮かんでいます。

その夜、カジノでジョーは、店の隅にホセを見つけます。

ひとりでソファに掛けているホセには、勝利の喜びなどまるで感じらず、悲しんでいるような怒っているような…ただならぬ雰囲気です。

ジョーは日本語で今日の試合を讃えますが、ホセは陰鬱な顔つきのまま英語で何か言っています。

ジョーには意味が分かりませんが…

「時々こんな気分になる。特に今夜は」

英語が分かったとしても言ってる意味は分からない。。。さすがホセ。

ホセは、もてあそんでいたメダルをジョーに渡して立ち去ります。

ジョーの手に残されたメダルは、ホセの手のひらでふたつに折れていました。

それをジョーに渡す意味は…?なんでこの人はこうなのでしょう。

でも、この夜ばかりは仕方なかったのです。

翌日の空港でジョーは、葉子からゴメスの訃報を聞き、ホセの様子がおかしかった理由を知ります。

該当箇所

コミック:該当エピソードなし
アニメ2:第35話「チャンピオンは…ひとり」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

この試合も原作にはないものです。

原作でジョーが見るホセの試合は、ハワイでのサム・イアウケア戦だけです。

アニメでは、イアウケア戦とこの日のゴメス戦のほかに、カーロスとの試合のビデオも見ています。

カーロスとの試合は、白木ジムが八方手を尽くして入手したものでした。

また、この試合にはハワイの医師でパンチドランク研究の第一人者キニスキー博士も来ていて、この時ジョーと会っています。

アニメでは、まだジョーに不審な症状はなく、ハワイでジョーーピナン・サラワク戦を観戦したというDr.キニスキーも特に気付いていることはないようです。

試合でホセのコークスクリューを見たジョーが、これはハワイの路上でホセから食らったパンチだと気付きますが、原作にその設定はなく、コークスクリューパンチという言葉が最初に出るのは、もう少し後です。レントゲン写真のあれで…。

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