「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

このジョーいいでしょう。

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KCコミックあしたのジョー(11)P179 (c)高森朝雄・ちばてつや2012

カーロスのことを考えているジョーです。

カーロスと南郷の試合を見て以来、ジョーはおかしくなりました。

心をジャックされて、他のことなど目に入らず、24/7 カーロスカーロスカーロス…

少年院で力石を知ったときも、力石のこと以外何も考えられなくなり、寝食を忘れてマットレスを殴っていました。反省房で。

あのときと症状は違うけれども大別すれば同じ疾患です。

型の違うインフルエンザに感染したと言いますか。

リングに上がってもカーロス熱に浮かされ続けるジョーは、試合にならず、戦法ではないノーガードで一方的に連打を浴びてみたり、そうかと思うと今度は、カーロス戦を想定して「こういうパンチはどうだろう」と、突然きついボディブローで相手を倒したり…仕事になりません。

もう草拳闘どころではないのです。

該当箇所


コミック:11巻 P.179~195
アニメ1:第72話「帰れ、輝くリングへ」
アニメ2:該当エピソードなし

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

カーロスサイドに葉子が話している情報量とカーロスのジョーに対する熱量が違う

ジョーは、寝ては夢起きては幻の状態ですが、この時期のカーロスのジョーに対する心情は、原作とアニメ1、アニメ2でそれぞれ違います。

すべて、南郷とジョーの試合のときにちらっと会っていて、カーロスがジョーを上位者と間違えたところまでは同じなのですが…

原作のカーロスは、まだジョーにほとんど関心がありません。

リングパフォーマンスをやった試合に出ていた、強いと思ったら下手だった選手。しまいに吐いてたっけな。

これくらいでしょう。

原作の葉子は、カーロスにジョーと対戦して欲しいとは話していません。

ジョー・ヤブキが白木ジムにいた力石を死なせたボクサーだということは、データとして知っているようですが。

アニメ1では、南郷に負けるジョーを見た葉子が、「カーロスの出番が近い。あなたは必ず矢吹丈と戦わなければなりません」と意味深なことを言っていて、カーロスは、葉子がなぜジョーにこうまでこだわるのかは分からないものの、ある程度特別なボクサーと認識したはずです。

山谷で段平たちに会って、ジョーにもう一度会いたいと考えはじめ、仙台で再会が叶うと、南郷戦後のインタビューでは、この勝利をジョー・ヤブキに伝えたいと話すまでになります。

アニメ1では、仙台にいるうちから相思相愛なのです。

アニメ2では、葉子は事前に何も話さず、カーロスもこの時点ではジョーをほとんど意識していません。

まもなくジョーが、力ずくでカーロスに自分の方を向かせますが、今のカーロスの標的は、世界チャンピオン、ホセ・メンドーサです。

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