「あしたのジョー」すべての出来事を漫画とアニメの違いを確認しながら振り返っています。

アニメ、漫画の該当箇所も書いておくので「あの場面は、何巻だっけ?アニメの第何話だっけ?」と思った時にもご活用ください。




エピソード

復帰以来ジョーは、すべての試合をボディブローで勝っています。

ジョーのボディ攻撃は、対戦相手を怯えさせ、誰からともなく「地獄からの使者」と呼ばれるようになります。

ジョーはまだ、顔面を本気で打てない自分に気付いていません。

該当箇所

コミック:10巻 P.34~P.39
アニメ1:第59話「しのびよる黒い影」
アニメ2:第3話「地獄からの使者…矢吹丈」

コミックの掲載箇所としているのはKCコミックでのページです。

原作とアニメの相違点

ジョーが自身の異変に気付いていないのは、原作、アニメ1、アニメ2共通です。

周囲の人の状況が違います。

原作では、段平と西は復帰前からテンプルを打てない問題を認識しているので、ジョーの連勝を単純に喜べずにいます。

アニメ1でも、丹下ジムのふたりがテンプル問題を心配しているのは同じですが、試合後の「なぜボディ攻撃に切り替えたのか」とのインタビューに段平が横から割って入ってごまかし、ジョーに悟らせまいと苦心する場面や、「このままではいつかとんでもないことが起きる気がする」と西に心情を吐露する場面が入ります。

アニメ1では葉子の観戦態度がクローズアップされています。

復帰戦から、葉子が勝利に拍手ひとつせずにいることを気にしているジョーは、対戦相手をボディで倒すたびに客席の葉子を見ますが、どの試合でも無感動な様子です。

葉子は、ジョーがボディしか打っていないことには気付いていませんが、力石と戦った頃のジョーとは何かが違うと感じています。

アニメ2では、誰もジョーの変化が分からないうちに「地獄からの使者」の呼び名が誕生します。

段平と西は、ボディ攻撃に集中するジョーに関する新聞記事を読んで、ようやく疑念を抱き始めることになります。

白木ジム会長に就任した葉子がジョーの控室を訪れ、段平に挨拶状を手渡すのは、アニメ2にだけあるシーンです。

この時葉子は、必ず強い選手を育てるとジョーに宣言していて、葉子がジム会長としてやろうとしていることは、矢吹丈に新たなライバルをぶつけることなのだろうと想像がつくようになっています。

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