「NOMADメガロボクス2」と「あしたのジョー」元キャラ元ネタリスト

メガロボクス」の続編「NOMADノマド」の放送が始まりました。

「メガロボクス」は、「あしたのジョー」のスピリットを継承する作品とかで、「あしたのジョー」から多くの要素を引っ張って来てアレンジしたアニメでした。

で、その続編なわけですが…第1話を見たところ「ノマド」もジョー要素を入れたものっぽいです。

っぽいというか完全にそうです。

つまり、また見なきゃならないことに(笑)

でも…

全然期待していなかった「ノマド」と言いますか、正直観るの面倒とすら思っていたのですが、1話を見て違う心境になりました。

NOMADって結構チャレンジングです。

「あしたのジョー」でも、ヒーローたるべき主人公にドサ回りをさせるのはさすがにうまくないとの判断からアニメの2期ではドサ回りパートは省かれているのです。

いきなりドサ回りだの八百長だのから始めるノマド制作陣の心意気にグッときました。

令和のジョーが燃え尽きるまで見届けようと思います。

燃え尽きると決めつけてますが…

そんなわけで、ジョー要素 in NOMADメガロボクス2を挙げていきます。

前作メガロボクスのあしたのジョー要素はこちらに

登場人物対応リスト

メガロボクスから登場していたキャラ

NOMADの主人公や彼に同行しているおっさんはメガロボクスからの主要メンバーです。

矢吹丈→ノマド

第1話では「ノマド」というリングネームで呼ばれていますが、この人がメガロボクスで名乗っていた名前は「ジョー」です。

本名は不明。ジョーは自分でつけた名。

詳細はメガロボクス元ネタリストで

丹下段平→南部贋作なんぶがんさく

ジョーのセコンドというかジャーマネっぽいおじさんは贋作という人。

メガロボクスでいろいろあって今は両目を失明しているはず。

詳細はメガロボクス元ネタリストで

NOMAD新キャラ

稲葉粂太郎くめたろう→チーフ

だと思います。他にいないし。

稲葉粂太郎は「あしたのジョー」で力石の死後、丈が流れていったドサ回りの草拳闘一座にいたかっこいい人。

丈は「いなちゃん」と呼んでいました。

プロでそこそこいいとこまで行ってたボクサーで、なぜドサ回りに退いたのかは最後まで不明でした。

 

その他キャラは2話以降順次追加します。

あしたのジョー髣髴要素リスト

1話 “Los fantasmas tararean un requiem 亡霊たちは鎮魂歌を口ずさむ”

嘔吐
←嘔吐

そのままです。どっちのジョーもよく吐きます。

矢吹丈の嘔吐癖の原因は、力石の死でした。

丈との試合で死んだ力石の致命傷がテンプルへのパンチだったので、その後は対戦相手の顔面を打てなくなっていたのです。

克服しようと懸命に顔面へ行く丈でしたが、意識下に横たわる抵抗には逆らえず、そのたび嘔吐、結果リングを追われてしまいます。

 

主人公ジョーのドサ回りと八百長拒否
←矢吹丈のドサ回りと八百長拒否

「あしたのジョー」では、矢吹丈がドサ回りボクサーに身をやつす時期がありました。

ドサの一座に加わったのは、吐きすぎてプロを干されたから。

あしたのジョーの連載当時(昭和40年代)には地方の空き地や神社などでボクシングを見せる草拳闘なるものがあり、矢吹丈はその一座の看板ボクサーとして田舎町を回ります。

(その一座のまとめ役が稲葉粂太郎でした)

草拳闘は、ほぼ毎日繰り返される興行で、当然八百長です。

でも丈はガンとしてそれを拒否しました。

 

NOMAD第1話ではまだ、なぜジョー(ギアレスのジョー)がドサ回りメガロボクサーになったのか、なぜ吐いているのか分かりません。

勇利の消息も不明です。生きているのかどうかも不明。

「あしたのジョー」では、力石の死がトラウマになってボディしか打てない丈が、テンプル打つと嘔吐、でしたが、こっちはどうしたんでしょ。

また、稲ちゃんは、丈が立ち直って行くのを後押ししたというくらいの立場で、丈を蘇生させるのは力石のように殴りがい殴られがいのある男、カーロス・リベラとの打ち合いでした。

で、そのカーロスを探してきたのが白木葉子です。

メガロボクスにはカーロスに該当するキャラは登場しませんでしたが、葉子は白都コンツェルンの令嬢ゆき子にアレンジされていました。

ゆき子は、ギアレスジョーのライバル勇利をサポートしていて、メガロボクスの世界トーナメント、メガロニアの主催者でもありました。

これをなぞるとすると、この後ノマドにカーロスっぽい人が出てくることになりますが…カーロスはその後…そして最後には丈も…

どの程度まで「あしたのジョー」のストーリーを使うのか、気になるところです。ou

2話以降は順次追加。